定期積金を徹底解剖

定期積金と積立定期預金

毎月一定額を積み立てる定期積金は積立定期預金と同一視されがちですが、実際は契約内容が異なる預金商品です。使い心地はよく似ていますが、目的や積み立て方に応じて使い分ける必要があるでしょう。結論から言うと、定期積金は掛金(積立額)と目標額を決めて確実に決まった資金を貯めるための商品で、積立定期預金は基本の積立額と満期日だけ決めて積み立てをおこなう商品です。相場の預入期間はだいたい同じですが、目標額を設定する分だけ定期積金のほうが計画的と言えるでしょう。

定期積金と積立定期預金の積立額は大きく異なります。定期積金はほとんど常に定額の積み立てですが、積立定期預金は毎月積み立てる金額を決めるものの、実際の積立額は頻繁に増減します。というのも積立定期預金はATMから随時入金したり、ボーナス時だけ積立額を増やしたりできるのです。あるいは引き落とし預金口座の残高が一定額を上回っているときだけ超過分を積み立てるなど、多彩なバリエーションがあって積立額が一定ではありません。

さらに目標額の設定の有無でも違いがあります。定期積金は目標額に合わせて掛金を設定しますが、積立定期預金では目標額を設定しない場合が多いです。金融機関によっては目標額を設定できる場合もありますが、目標額に合わせた積立額を設定する必要がないことが多く、その結果達成されないことも多いです。はっきりした目標額はないけれど、漠然とまとまった資金を貯めたいという場合に積立定期預金が向いているかもしれません。

定期積金と積立定期預金は意外に満期日も異なります。定期積金は積み立てた回数に関係なく満期日が一括ですが、積立定期預金は毎月積み立てる度に定期預金を作るという考え方なので、それぞれの積み立てが独立した定期預金となり満期日が異なります。