もっと知りたい休眠口座

休眠口座の原因

取引がないまま放置されている預金口座を休眠口座といいますが、そこに至る原因は様々です。金融機関側は時効がきたら利用通知を送って、反応がなければ権利を没収するだけなので、それぞれの原因について関知していることはまずありません。しかし休眠口座に至る原因はだいたい相場が決まっています。多いのは預金者が死亡しているのに解約や相続がされていない場合、あるいは子どもの頃に作った預金口座の存在を忘れている場合です。

預金者が死亡してしまって預金口座が休眠口座になるのはとても多い事例です。とくに預金者が急死した場合や独身の場合、身辺整理にあたった人間が預金口座の一部を認識していない可能性があります。銀行などが相続に関する業務をサポートすることも多いので、行員に頼めば預金者の預金口座を見落とすことなく整理できます。複数の金融機関に預金口座を分散している預金者が亡くなった場合は、収入の振込先やクレジットの引き落とし口座から一部割り出すことが可能です。

将来の教育資金や結婚資金のために親が子どもの口座名義で預金口座を作って、成人したときや結婚するときに渡すケースがありますが、その前に忘れられてしまうことも多いです。とくに少ない資金しか貯まっていないと忘れられやすいです。ある程度の金額が貯まっていても、通帳を渡されたまま使うタイミングがなくて休眠口座になってしまったり、子ども本人が口座の存在を知らなくて休眠口座になることもあります。

いずれにしろ、もしもの場合に備えて身内が預金口座を管理しやすいようにしておくと休眠口座のリスクは下がります。通帳やキャッシュカードのほかにクレジット、公共料金、年金、給与などに関する書類の置き場所を一か所にまとめたり、高齢になったら生前に遺産相続してしまうという方法もあります。