もっと知りたい休眠口座

休眠口座の防止

休眠口座は解約する方法はあるものの、できれば未然に防いだほうがいいのです。というのも金融機関によりますが、休眠口座扱いになると休眠口座管理手数料がかかるケースがあるからです。休眠口座管理手数料とは数年以上取引がない預金口座の管理コストを預金者自身が負担するというもので、金額は金融機関によって異なりますが年間1000円以上かかる場合があります。

もちろん急に手数料がかかるわけではなく、事前に通知して取引の再開や解約が促されます。なぜ手数料がかかるかというと、銀行など金融機関側からすれば、取引がなく口座残高も少ない休眠口座に管理コストをかけるのは利益が少ないからです。実際に一定以上の口座残高がある休眠口座には休眠口座管理手数料がかからないケースが多いです。休眠口座を防ぐことは金融機関にとっても顧客にとってもメリットがあるのです。

休眠口座を防止するためには資産の管理が行き届いていることが大前提です。そこで預金口座の数を最低限に抑えましょう。メインバンクを決めて、そこの普通預金口座を中心に少ない預金口座でお金を管理すれば休眠口座を防止できます。総合口座のように普通預金と定期預金を一冊の通帳で管理できる商品も、休眠口座の防止につながります。ただし金融機関が経営破たんした場合に備えて複数の金融機関に預金を分散する場合は、通帳をうまく管理する必要があります。

昨今は投資信託ブームなので、証券会社や銀行に口座開設したまま使わずに休眠口座になってしまう可能性もあるでしょう。実際に証券口座のうち何割かは取引履歴がないそうです。取引しない理由は、勧められて口座開設したものの取引方法やノウハウが分からないから、というのが多いです。口座開設するとキャッシュバックが貰える、といったキャンペーンもきっかけになりやすいです。残高ゼロの口座を解約するのは容易いですが、できれば計画的に利用しましょう。